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飾り線

Q.魔術師的に炭酸水ってどう?


魔術師

たんさん水?

ヤブ

あれ、水マニアの魔術師さんが炭酸水知らないんすか。

ミオラ

あの しゅわしゅわ発泡してるお水ですよ!

魔術師

あぁ、発泡水のことか。
そういう言い方もあるんだな。

魔術師

そうだな…。
アレは味がよくわかんなくなるから俺は微妙だな。

ああして小細工してある水は、元の水の質が良くないことが多いってのも含めて。 腹を満たしたい時とか、感覚を楽しみたいなら別だが。

ミオラ

(そこまで味わいたいんだ…。)

ヤブ

味が~って言いますけど、ほんとにそんなに違うもんっすか?
だって水でしょ

魔術師

疲れた果てたときに冷えた水飲んだら、あんたでも美味いって思うだろ。

ヤブ

それ状況補正入ってるじゃないっすか

飾り線

Q.イェレ的に炭酸水ってどう?


イェレ

炭酸水か、あれはいい。

イェレ

飲料…主に酒の楽しみ方に大きな選択肢が増えたと言える。
先人に感謝だな。

魔術師

その口ぶりだと、あんたは炭酸水単品じゃ評価してないってことか?

イェレ

単品か…。単品なら興味深い名水…いや、炭酸名水があるぞ。
お前は『ガラガラ水』を知っているか。

魔術師

知らねぇ。
味の違いはわかっても…銘柄っていうのか? そういうのには明るくないんだよ。

イェレ

そうか。
この水の逸話は興味深いぞ。

イェレ

ある霊峰に生き埋めになった…巨大な竜の亡骸の開けた大口から、滾々と炭酸水が湧き出る泉がある。
その様子が、うがいを連想させることから『ガラガラ水』と呼ばれているそうだ。

魔術師

(なんかシュールだな)

イェレ

ここまでならまぁよく聞く類の話だが、その水には一切の生命が棲みつかない、文字通りの"純水"だそうだ。
泉に落としてしまったつるぎは、何百年も経った現在でも錆び付かずに沈んだままになっているらしい。

魔術師

そいつはまた…。
生きてるっていうか…、まさに竜の腹の中だな。

イェレ

あぁ。ネユルキア大陸の数ある不思議の一つだ。

イェレ

ガラガラ水自体は冷えて美味なのはもちろん、かつ肉体にあらゆる効能をもたらすらしい。 どんな病も立ちどころに治るだとか、不老不死になるとまで噂があるな。

魔術師

なるほど。
どこまで本当か怪しいもんだが…。そういうロマンのある話は嫌いじゃないぜ。それ抜きで美味そうだし

イェレ

気に召したようなら何よりだ。
俺は当然、死ぬまでにこの水にたどり着くつもりだが、冒険者にも何か情報が降ることがあるかもしれないからな。

イェレ

情報を手にした時は俺に言え。
相応の値段で買い取ろう。