目次
- 0話 或る魔術師
- #00-1
- #00-2
- #00-3
- #00-4
- 1話 異邦の少女
- #01
- #02
- #03
- #04
- #05
- 2話 自称、ヤブ
- #06
- #07
- #7.5
- #08
- #09
- #10
- 3話 異端の獣
- #11
- #12
- #13
- #14
- #15
- 4話 眠れぬ夜のゴースト
- #16
- #17
- #18
- #19
- #20
- #21
- 5話 白き影
- #22
- #23
- #24
- #25
- #26
- #27
- 6話 影の支配者
- #28
- #29
- #30
- #31
- #32
- #33
- 7話 壊れ、移ろう
- #34
- #35
- #36
- #37
- #38
- #39
- 8話 邂逅
- #40
- #41
- #42
- #43
- #44
- 9話 それぞれの矜持
- #45
- #46
- #47
- #48
- #49
- #50
- 10話 澱める風
- #51
- #52
- #53
- #54
4話 眠れぬ夜のゴースト(5/6)
<邸宅内 客室>
だって本日はディムくんの両親が不在なんですよ?
それなら今夜はゴーストらしき うわ言を聞かないはずです!
?? 両親が仲悪いとか言ってたか?
ミオラちゃん意外とそういう話できるんすねー
(なんかヤブには通じてるっぽいが)
…まぁどっちにしろ、ミオラのアテは外れそうだぞ。
え?
ほら。
魔術師が手に持っていた羊皮紙を広げると、
そこには洋館の間取りが描かれていた。
1Fは居間や調理場、
個室は2Fにあるようだが…。
あー…、ディムの寝室と夫妻の寝室は中央の書斎を挟んでるんすね。
あぁ。部屋は隣接してないし、距離もある…。
よっぽど大声でも出さない限り声は聞こえてこないだろうな。
……なるほど…。たしかにこれは…。
…………。
…えっ
じゃあゴーストってなんなんですか??
それを調べるって依頼だろーが